2011年7月31日日曜日

既得権益否定!

原子力安全・保安院(保安院)は北海道電力に対し、現在調整運転中の泊原発3号機について、最終検査を受けて通常運転に移行するよう求めてます。保安院は泊3号機を現在稼働中とみなし、不完全なストレステストさえ先送りしようとしています。福島第一原発の事故収束の目処も立たない中、なし崩し的な再稼働を認めないよう、キーマンである北海道の高橋はるみ知事と道庁担当課へ要請をお願いします。よろしければ下記の用紙をお使い下さい(転載・改変,大歓迎)。

どんどん電話がパンクするくらいFAXしましょう!毎日1郵便でもいいです。できることから始めましょう!
みなさんの声が届いて、九州の玄海原発2号基と3号基が止まっています。
菅首相が「ストレステストを実施する」と発表し、九州電力の「やらせメール」の発覚は、高まる「玄海止まれ」の声とは、無関係ではないはずです。
また、関西電力の大飯原発も、定期検査の最終段階である調整運転中にトラブルで停止。

同じく調整運転中で本格運転への動きがある、北海道電力の泊原発も、止めてもらいましょう!
みなさんで北海道知事へ、電話や、FAX、メールなど、泊原発を本格運転しないよう呼びかけませんか。
いま声をあげることが、原発のない未来への大切な一歩になります。

北海道知事室 秘書課
北海道庁代表
TEL:011-231-4111
FAX:011-241-8181

北海道庁
原子力安全対策課
TEL:011-204-5011
FAX:011-232-1101
E-mail somu.genshi1@pref.hokkaido.lg.jp

泊原発3号機 本格運転開始 NO! FAX要請フォーム 
北電 泊3号機 本格運転開始 No!.pdf
北電 泊3号機 本格運転開始 No!.doc

採択されました!

倶知安町議会への意見書の陳情が、臨時町議会で無事全会一致で採択されました。
まずは一歩前進です。これで倶知安町議会は泊原発にNOを突きつけたわけです。

陳情趣旨についての総務委員会の判断
3月11日発生した「東日本大震災」は、自然災害と原発事故の複合災害として東北地方を中心に壊滅的な打撃を与えた。
このことは日本国のみならず、 世界中に衝撃を与えると同時に「脱原発」というエネルギー政策の転換へ大き く舵を切らせようとしている。泊原発から30Km圏内に位置し、原発事故の被害者となる可能性の高い倶知安町にとって、国や道の原発対策に影響されことなく、危険地域としての 自主判断を早急に行う必要がある。豊かな自然が育む農業と観光を基幹産業とする倶知安町にとって、自然被壊を起こす危険性のある「泊原発」に対しては、 将来をみすえた対応が求められている。本陳情を審査するに当たっては、危険 地域の自治体が自ら声をあげ、町の未来と、町民の安心と安全を最優先させる ことを基本姿勢とした。
結果として、陳情趣旨を概ね理解できること、また、国、道の泊原発3号機の営業運転等についての対応が日々変化する現状において、倶知安町議会として早急にその姿勢を示す必要があるものと全委員の認識が一致した。


北海道地域防災計画(原子力防災編)の早期見直しと北海道電力泊原子力発電所の段階的運転停止・計画的廃炉・第3号機プルサーマル発電計画の撤回を求める意見書

3月11日に発生した国内観測史上最大の地震「東日本大震災」は、東日本地域を中心とする広い範囲に壊滅的な打撃を与えまたそれに伴い核燃料の冷却不能という あってはならない事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所では、依然として冷却機能を取り戻せないまま、核燃料メルトダウンや水素爆発、原子炉圧力容器や格納容器の破損、放射性物質の大量漏えいなど最悪の事態を招いており、収束の見通しも不透明のままです。原発から30km圏を超える地域を含め数万人に及ぶ住民が、正確な情報を知らされないままに、二転三転する指示に翻弄されつつ長期の避難生活を強いられており、また事故処理に当たる原発作業員も過酷な労働条件下に置かれています。
国、東電は、迅速かつ正確な情報公開と住民の生命、安全を守ることに全力を注ぎ、早期に事態の収束を図らなければなりません。
北海道電力泊原子力発電所について、道の原子力防災計画では、半径10km圏内の4町村を対象としています。また、北電の耐震安全評価は地震による最大津波高を
9.8メートルと想定しており、いずれも東日本大震災規模の地震、ならびに福島第一原子力発電所において発生したような過酷事故には到底対応できるものとはなっていません。さらに、北海道電力では2012年春にも第3号機においてプルサーマル発電を開始しようとしていますが、これに使用されるMOX燃料は従来のウラン燃料と比較しても数段危険性が高いことを多くの学者から指摘されており、もともとウラン燃料用に設計された原子炉においてこのような燃料を使用することに、多くの地域住民が強い不安を感じています。北海道電力が、すでにプルサーマル発電を行なっていた福島第一原発第3号機が起こした事故の検証もないままに、泊原発第3号機でプルサーマル発電を行なうための輸入MOX燃料の検査申請を5月20日に原子力安全・保安院に対して行ったことについては、地域住民の意志を無視したものとして抗議の意を表します。

現在、道内の電力需要は最大で578万kWとされ、泊原子力発電所がフル稼働した際には、この4割弱が原子力によるものとなります。仮に泊原発をすべて停止した場合には、最大需要時には約47万kWの電力が不足するとの北電による試算もありますが、他社発電も含めて現時点でフル稼働していない発電設備の活用で足りるとの試算もあります。また将来的には、建設中の揚水発電所や計画中の天然ガス発電所による供給、風力や太陽光などの自然エネルギーや他の代替エネルギー、節電や省エネ技術等の推進によって、原子力にたよらないエネルギー需給は十分に可能と考えます。
私たちは、子どもたちの未来に「負の遺産」を残さないためにも、持続可能で平和な社会「脱原発社会」を実現しなければなりまん。よって、北海道においては、 「脱原発社会」の実現に向けて下記の事項に取り組まれるよう強く要望いたします。


                  

1.東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故を受け、北海道地域防災計画(原子力防災編)を早期に見直し、泊原子力発電所10km圏内の4町村に限られている安全協定を、後志管内すべての市町村を含めたものにすること。また、原子力災害に関する地域防災計画について10km圏内を対象としている防災基本計画を見直すように国に要望すること。
2.泊原子力発電所第3号機で使用する予定のMOX燃料製造申請を撤回もしくは凍結することを北海道電力に求めること。
3.泊原子力発電所第1号機の再稼動については、慎重に対応するとともに、 2.3号機についても将来的廃炉に向けた段階的運転停止を求めること。
4.全道的な放射能調査を、きめ細かく実施するとともに、情報公開を進めること。
5.国に対し原発推進のエネルギー政策の転換を要請するとともに、北海道において
も再生可能な自然エネルギーの推進を強力に展開すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成23年7月29日
北海道虻田郡倶知安町議会議長 鈴 木 保 昭  印

2011年7月30日土曜日

内部被爆

すごい内容です。でもこれはまともな事実だと思います。これだけ驚愕の事実と助言を受けながら政府は何も対策を打たないのでしょうか。


2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会
「放射線の健康への影響」参考人説明より
児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)

消されてしまったのでUPしなおします!

2011年7月29日金曜日

小野有五さん 講演会






                       



                                講演会のお知らせ
                        ~~原発シリーズ第3弾!!~~
                                    「原発と地球環境」
●講師●         
小野有五さん
日時 2011年8月11日(木) 午後6時30分より
場所 後志労働福祉センター1Fホール(ろうきん隣)倶知安町南1条東1
入場無料・かんぱ箱を設置します。
※お子様連れの方は休憩に和室が利用できます。
主催 P.C.F(ピースチャイルドフューチャー) http://peacf.blogspot.com/
協力 泊原発の廃炉をめざす会・後志平和運動フォーラム後志連絡会
問い合せ先 0136-23-3455(西川)090-2811-7842(藤井)   peacechildfuture@gmail.com
                 

2011年7月28日木曜日

ニセコ 講演会・デモ 

「斉藤 武一 さん お話し会」
日時 2011年8月18日 18:30 - 21:00場所 ニセコ町学習センター 『あそぶっく』
今、知りたいこと・・・
原発のこと フクシマの現状は 泊は・・・
被曝のこと 牛乳は 給食の食材は・・・
自然エネルギーのこと 原発に頼らない未​来は・・・


原発いらないっしょパレード@ニセコ
 ~ 子どもたちの未来に ~
趣旨/ 脱原発サンセイ~ッ!!!    
    子供達の未来のためにきれいな地球を残したい!​!    
    今!!声をあげよう~原発いらないっしょ!!
日時:2011年8月20日(土) 午後1時~3時
集合場所:ちびっ子広場(ニセコ町総合体育館裏)
楽隊として現在のところアフリカン太鼓隊の参加が決ま​ってます。その他、我こそはという人は楽器での参加もOKです。
鳴り物OKです。
仮装等をしての参加も自由です。
プラカードなどは当方で少量は用意する予定ですが、基​本各自で持参して下さい。
(ダンボールや画用紙に発したいメッセージをマジック​などを書いて)
国外、道外、町外からの参加も大歓迎です。
申請等の関係上、デモカー等の車両での参加は不可とし​ます。
多くの皆さまの参加を望んでます。
主催:脱原発ネットワーク・ニセコ
    原発いらないっしょパレード@ニセコ実行委員会      datsu.genpatsu.network​.niseko@gmail.com

2011年7月27日水曜日

こども全国ネット

お陰様で現在、登録団体が133、賛同者・団体が1420になりました。
このネットワークという場が待たれていたのだということの思いをあらためて強くすると同時に、しっかりと支えていくことの責任と重みを感じております。

今後、準備会のメンバーを中心にネットワークにご登録頂いた皆様に呼び掛けをしながら、事務局体制や各プロジェクトチームの立ち上げ準備を進めていきたいと思っています。

あらためてみなさまにもお声かけさせて頂きますが、全国ネットへの運営へのご協力を頂ける方、1000カ所茶話会、食の安全や福島支援、計測や食品測定所など、これから全国ネットで進めていくプロジェクトにご協力頂ける方は、是非運営チームにご参加頂きたくお願いいたします。

活動されている皆様の知見が繋がる事が大きなチカラとなります。
ご協力頂ける方は事務局迄ご連絡頂けると幸いです。
よろしくお願いいたします。

登録頂団体一覧とHP、ブログ
http://kodomozenkoku.com/network.html
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

さて、7/12日のキックオフミーティングではたくさんのアクションアイデアが出ました。
また、当日は時間もあまりなく、突っ込んだ議論があまりできなかったのではないでしょうか。
そこでより参加の場を増やしたいと思い、7月末に予定しておりました「ファーストアクションミーティング」を8月に2回開催することになりました。

8/1日(月)と8/27日(土)の2日間です。
保養に出られた方もいらっしゃると思いますが、2回ありますのでどちらかにはご参加いただけるのではないかと思います。

場所 国立オリンピック記念青少年総合センター
参加費 午前・午後通しで1000円

この8月に2回の中規模のミーティングを開催し、地域別、関心のあるテーマ別、全国ネットで推進するプロジェクト別に話し合いをもち、より有機的な繋がりをつくるとともに、具体的なアクションの内容を詰めていきたいと考えております。

午前は、福島から市民測定所の代表、支援疎開団体の代表からのお話や、各地域からの活動事例報告の場を設け、現状について情報を共有したいと思います。
午後は地域別やテーマ別にわかれて、参加者同士でとことん話し合い具体的なアクションの中身を詰めていきたいと考えております。

テーマ及びプロジェクトについては

●福島支援プロジェクト(避難疎開支援・福島情報・多様な支援について)
●1000回茶話会 (茶話会の開き方、伝えるツールなど)
●行政・議員対策  (議員への質問状、行政への要請資料やアプローチの共有化)
●食品計測所    (市民測定所を全国で)
●全国計測チーム  (全国の計測の標準化、データベース化)
●食の安全     (給食・暫定基準値問題・防御他)

などを予定しています。

午後の部終了後には交流会もあります。
日中都合で参加できない方は交流会のみの参加もOKです。

3.11以降、ご自分で調べ活動されてきた方達、一人で不安の中で悩まれてきたお母さん達、みなさん、この夏休み期に入って少し疲れがでてきたようです。
また、保養に出られた方も多いと思います。

この活動は長い活動になりますので、休み休み気力体力を補充しながらみんなで支え合って進めていく事も大事です。
「だれかが休んだら、代わりの人が動く」というぐらいの気持ちも大事ですね。

夏の間に、お互い顔を合わせて元気を貰い合い、じっくり詰めながら準備を進め、9月になったら、英気を取り戻してアクションしてけたらと思っています。

8/1日の募集案内は HPに掲載していますのでこちらをご覧下さい。

http://kodomozenkokunet.sblo.jp/article/46915335.html

参加される方は上記申し込みフォームからお申し込み下さい。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<募集します>◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●当日午前の各地域の活動事例の報告(話題提供)をして下さる団体を募集しています。多様な活動の実例を共有させて頂きたいので「こんなことしてます」「出来ました」など、みなさんに伝えたい情報をご提供頂ける団体の方は、事務局迄ご連絡下さい。
また、8/1の運営スタッフも同時に募集しています。(ワークショップのファシリテーション、当日準備、受付、事務連絡、誘導など)
ご協力頂ける方、事務局迄「8/1日運営スタッフ協力」のタイトルでご連絡ください。よろしくお願いします。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
みなさまのご参加心よりお待ちしております!
お会いできること、楽しみにしています。
■こども全国ネット 
http://kodomozenkoku.com/

原告団募集

泊原発3号機の営業運転差し止め訴訟と本訴訟を同時並行でやりたいと検討しています。
今、弁護士たちと調整中です。争点は泊3号機の安全性です。福島の事故の検証がなされないままでの再稼働は、安全性の点からも絶対に止めたいと思います。
4か月の異例の調整運転も、実は違法です。泊3号が福島の事故以来、最初に再稼働に移る原発になれば、なし崩しに現在点検中の原発も再稼働となるという懸念が全国で広まっています。
再稼働のための最終検査に合格の判を押すのは、経産大臣の海江田さんです。この海江田さんに、ハンコをおすなという差し止め訴訟になります。

泊3号機営業運転開始を止める裁判の原告団の募集です。原告一人につき、5000円ほど必要です。
是非、原告団に入ってください。原告団入会希望の方は、以下連絡してください。

泉携帯 09026951937

絵本



絵本館に何冊か原発に対しての絵本があります。
こどもと考える原発のあり方
自由に話し合える関係を保つヒントになるかもしれません。

牛乳・学校給食

宮城県で製造されたセシウム入り牛乳が店頭に 明治乳業と雪印メグミルクに要注意
http://www.mynewsjapan.com/reports/1468

学校給食の食材の安全確保について(文科省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1308765.htm

2011年7月26日火曜日

西村計雄美術館


共和町の西村美術館の催しです。学芸委員の磯崎さんが一生懸命楽しい、充実したワークショップを年間を通して計画中です。
只今、「行ってみたいな!こんな国」と題して作品を公募中です。
夏休み中には、他では体験できない企画がもりだくさんです!

西村計雄は国際的に、高く評価されている共和町出身の画家です。日本人としてははじめて、パリのアトリエがあったアパートの外壁に記念プレートが設置され話題を呼びましたが、その功績はまだ充分に知られわたっているとは言えないでしょう。常設展のほかにも、定期的に展示物が入れ替えられ、多角的な分析をすることによって、技術的にも、歴史的にも色々な面での発見がたえない奥深い画家です。小さな町、共和町の財産を皆さんにも共有していただきたい。博物館とわたし達の距離が縮まり芸術が、生活に浸透し身近なってくれることを願います。共和町を応援してください。

2011年7月25日月曜日

意見書提出市町村マッピング

「脱原発・エネルギーシフト」 意見書について
現在、29程の市町村からの意見書が既に出されています。
こうした意見書は、脱原発の推進に有効な手段です。より多くの市町村からの意見書の提出と採決が求められます。
北海道には100以上の市議会があります。ほっかいどうピースネットの越田さんが情報の集約をしてくれることになりました。
どの市町村が意見書を提出し、採択されたかをマッピングするために、下記、情報を募集しています。

 ●意見書を出すために、各地域で議員なり市議会議員に働きかけをしてくれる方
 ●市議、町議、村議会議員本人(道議でも)
 ●意見書を出すために働きかけをしてくれそうな方
  ●意見書をすでに出された方(北海道脱原発意見書地図作成のため)

 8月6日までに、以上の情報を越田さんまでメールで連絡ください。
 次回の議会は9月に始まります。それまでに情報の集約を完了したいと思います。
 越田さんメール kosida@jca.apc.org

講演会日程

講演会その他のお知らせです。
時間をつくって参加・拡散してください。


7月27日(水)  18:00 吉野裕之さん 「福島の現場からーひとりの父として」
            場所エルプラザ (1.2環境研修室) 参加費500円
             「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」のボランティアの吉野さん。
            福島の子どもたちを守る会・北海道のサマーキャンプの参加者の付き添いで来道
            されます。

福島の子どもたちの疎開・避難を担当されている吉野さんが、娘さんを東京に避難させて、ご自分は福島にとどまって疎開、避難と保養の活動をされている活動家として、父とし ての吉野さんのお話をお聞きします。
                          問合せ: 09026951937


7月30日(土)        16:00 「原発事故と健康被害ー放射能をあなどるな!無知にこわがるな!」
            西尾正道さん 北海道癌センター院長 講演会
            場所 テレビ塔2階 会議室
            放射能の害を、医療の立場から詳しくお話されます。
            ボディカウンターで、福島からの避難者の方たちの放射能値を測ってくれている
            お医者さんです。
                                  主催:福島の子どもたちを守る会・北海道 (問合せ:09026951937)


8月6日(土)         17:30 渡辺満久 東洋大学教授
             場所 かでる2・7 820号室
             泊原発と活断層の危険な関係
              主催:泊原発の廃炉を目指す会
      連絡先
      〒001-0032
      札幌市 北区 北32条 西6丁目1-10 サスティナブルシティビル内
      泊原発の廃炉をめざす会
      TEL 080-3027-3832
      Fax:011-700-0556
      tomarihairo@gmail.com

8月13日 (土)   13:30~  村田三郎さんを囲んで 「子供の被ばくについて」 
              場所 かでる2・7 520号室
                                     参加費 500円              
                                     主催:福島の子どもたちを守る・:北海道  (問い合わせ:09026951937)


8月15日 (火)          キリスト教者の平和行進
                                     問合せ: 09076551903


8月28日 (日)   13:00集合 13:30開始 札幌デモ
                 場所 大通り4丁目集合 


9月18日 (日)        10:00~  集会&デモ
             場所厚生年金会館 
             主催:脱原発クリーンエネルギー市民の会・平和運動フォーラム

脱原発北海道日程

脱原発北海道 今後の日程
 明日 7月25日(月)
      11時から道庁前にて座り込み 短冊に脱原発の願いをこめて 柳ならぬ笹のの木に結びま
      しょう。 
      16:30~北海道道庁 9階会議室にて原子力安全対策に申し入れ 泊3号営業運転を開始を
      とめることと、これに関する道民説明会の開催を求めます。
 
  座り込みについて (一週間毎日する予定です)
座り込みは平日は道庁北門前にて 7月25日(月)明日から 7月29日(日)まで。
座り込み 土日は道庁前は人が少ないため、大通り4丁目でやります。 7月30(土)7月31(日)

 ※平日と土日は場所が違いますのでお気をつけください。
 明日は11時くらいから座り込み予定。下記まで、座り込みの時間を確認してください。
 泉 携帯(090-2695-1935) もしくは中山(09075191753)
 持ち物: 自分が座るための敷物、座布団など。

2011年7月24日日曜日

大気中の放射能測定値公開 署名のお願い

世界には非常に高精度の放射線検知器を備えた放射能観測施設が60ヵ所以上あり、大気中の放射能を日々計測しています。これらの観測施設の使命は、包括的核実験禁止条約(CTBT)に違反して核実験が行われた可能性を示すような、非常に微量な放射性物質を感知・分析することです。 この分析結果を使えば、福島第一原子力発電所からの放射性物質放出による大気汚染について、2011年3 月12日以降の日々の進行状況が確認できるはずです。しかし、現在このデータは各国政府が独占しているために、状況確認は不可能です。分析結果のデータは国が選んだ公的機関だけに送付され、一切公表しないように指示されています。国際監視観測網は公的資金、つまり税金で運営されているのだから、私たち市民はこれらの情報を知る権利があります。政府が巧妙に選んだ数値だけでなく、全データが開示されるべきです。
包括的核実験禁止条約(CTBT)の監視観測施設網による大気中放射能の分析結果が全面的かつ直ちに公表されることを強く要求します。全関係国の市民の税金で観測が実施されているのですから、観測データは市民に公開され、市民を守るために役立たせなければなりません。

氏名住所国署名
署名活動の呼びかけ団体CRIIRAD(放射能に関する独立調査情報委員会)
署名活動期間2011年3月26日から情報開示の獲得まで
署名の送付先 CRIIRAD (郵送、ファックス、メールのいずれでも可能です)
郵送宛先 471 avenue Victor Hugo, 26000 Valence, FRANCE
FAX (+33) 4 75 81 26 48
E-mail communication@criirad.org(スキャン画像を添付のうえ送信)
http://www.criirad.org/actualites/dossier2011/japon_bis/petitions_langues/Petition_japonais_relu.pdf


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

CRIIADはフランスで環境保護団体として国に公認されている非営利団体(NGP・NPO)です。フランス厚生省から技術資格証明書を認定されています。
チェルノブイリ事故の際、フランスでも放射能雲は、フランスには到達しないと発表されたため、ほとんどの人が何も知らずに汚染食品を消費してしまいました。このような背景から、チェルノブイリ事故が、環境と人間に及ぼす影響についての、思慮の浅さを顧み設立されました。
原子力企業、国家、いずれの政党にも属さない独立団体であることが、特徴です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


7月7日のレポート
http://www.criirad.org/actualites/dossier2011/japon_bis/en_japonais/CP_O7O711_japon.pdf
コンファレンス


活動目的

●放射能汚染と原子力に関連する危険性について調査し、人々へ情報を提供する
●既存の検査および放射線防護の規制が維持され、適用されているかを監視し、改善を促す
●私たちの健康や環境を守るために、必要と考えられるあらゆる策を講じさせる

CRIIRAD : 471 av. Victor Hugo, Valence, FRANCE
 tel: +33 (0)4 75 41 82 50 / fax: +33 (0)4 75 81 26 48
E-mail : contact@criirad.org / Web : http://www.criirad.org/

2011年7月23日土曜日

汚染食品問題

                            7月21日道新より



2011年7月22日金曜日

給食センター質問会

7月22日、センター長、栄養士さんへの質問会が、荒野(倶知安消費者協会)さんの立会いの下行われました。
1000生徒以上の給食を、老築化した施設で、2時間以内で作り上げ、配送するという大変な作業を毎日こなしておられます。
地産地消実行も精力的に行われ、小樽から単身赴任の栄養士さんは、食育にも熱心に取り組んでいらっしゃいます。手作りの暖かい色合いの教材からは、彼女の熱意も強く感じられました。


倶知安では、仕入れが予算制でなく落札によって行われるためもあり、安全管理を行うべき機関がはっきりしていません。
そのため、今日調理されている食材の安全性確保に曖昧なところがあります。

牛乳の測定値の公開。食材産地の明記。政府基準値を大幅に下回るの食材の確保。安全な食材確保不可能時のメニューの対応など様々な討論が行われましたが、その内容をセンター長の方から報告いただくことになりました。後日改めて報告します。

2011年7月21日木曜日

7月22日 道庁赤レンガ前

予定していた25日からの座り込み、本日の枝野長官の記者会見後
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110720-OYT1T00583.htm
に急遽明日から実行することになりました。
とにかく広く皆さんに呼びかけてほしい。
決して無駄ではありません。
空いてる時間でいいです。
どうかお願いいたします。
参加できる方、泉さんに連絡してください。09026951937
道庁赤レンガ前で朝九時から夜九時までです。

2011年7月20日水曜日

泊3号機営業運転を止めるためのアクション

泊3号機の営業運転を止めるためのアクション」のお知らせです。
「泊3号機の営業運転を止めよう」札幌デモ
日時:         7月24日 (日) 13:00 集合 13:30 開始
集合場所: 札幌大通り公園 3丁目集合 
好きなメッセージボートを手に、泊3号機の営業運転開始を止めるために、一緒に歩きましょう。
:************************
街頭宣伝 今週毎日 12:30-13:00 大通4丁目 
ほっかいどうピースネットの呼びかけで、今日の12:30から13:00まで、大通り4丁目で、「泊3号機の営業運転開始を止めよう」をテーマに、街頭宣伝を始めました。
まずは、今週いっぱい、毎日やります。お昼休みに、是非様子を見にいらしてください。
************************
道庁前座り込み 25日から
そして、25日からは、道庁前にて、座り込みに入ります。ほっかいどうピースネット、市民自治を創る会、Shut泊、その他の多くの団体が主催、参加します。
************************
6月5日の札幌講演で、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の佐藤幸子さんは、「福島の事故があったために、全国のそして世界中の原発を止められたと、福島が感謝されるように、そして、それによって、福島が再び 福の島ーしあわせの島ーになれるように、皆さん、泊の原発を止めてください。私たちは、福島のことで精いっぱいで、泊を止めることはできません、私たちのためにも泊を止めてください。」 と呼びかけました。
6月18日に札幌へお子さんと二人避難された方は、「わたしたちは、何もかも捨てて放射能から逃れて北海道まで逃げてきました。でも、その北海道にも泊原発があることを知りました。泊で事故があったら、いったい私たちはどこに逃げたらいいのでしょうか?ぜひ、泊を止めてください。」とアピールしました。
泊3号機が、福島第一原発事故以来、全国で最初に営業運転に入る原発になることは、何としても止めたいと思います。
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グリーン・ジャパンのアイリーン・スミスさんからのメッセージ
本日7月19日、子どもたちを放射能から守る福島ネットワークとその支団体はコラッセ福島(福島県福島市)で、原子力災害現地対策本部と交渉を行いました。佐藤幸子さんは事前に集めた福島県民の尿を現地対策本部に渡し、「子ども全員の尿検査をしてください」と分析を迫りました。対応した佐藤暁室長は「受け取る立場にない」と尿の受け取りを拒否しました。
交渉中、「子どもの成長に大切な、日光を浴びること、草花を摘むこと、虫を取ることをさせられない親の気持ちがわかりますか。子どもと私は避難します。夫 はローンのため、避難する子どもと私の生活費を稼ぐために福島に残ります」と 参加者が号泣しながら訴える場面もありました。

泊村ポスティング活動

17日、後志住民ネットワークの世話人ら5人が、原発の危険性を訴えるビラを泊村で配布した。放射能の汚染の心配のある食品を食べさせたくないという内容で、村民に「泊で違う産業や町おこしを始めませんか」と呼びかけている。

以下は、安藤さんのレポート

泊村は、さぞや華やかな村だろう、なんて想像していましたがとてもさびしい村でした。
立派な公共施設があるのは確かでしたが、集落では街灯がちょっと立派なくらい?でした。
内橋克人著の「日本の原発どこでまちがえたのか」の引用ですが
「これは筆者の個人的感想に過ぎないとしても、それにしても、ひとたび原発が立地した地域社会には特有の「暗さ」が感じられたことだ。
そうした地域では原発が立地するまでは活発であった賛否の声は消え、地方議会においても反対派はほぼ淘汰の憂き目に遭っていた。地域の住民たちは雇用の場を得たことの代償に、あるいは迷惑施設料(電源三法交付金)など「原発マネーフロー」の僅かな余恵と引き換えに、原発につては「黙して語らない」を信条としているかのようであった。
突出したCATV(地域ケーブルテレビ)の地域内普及率、不似合いなほど行き届いた市街地整備、壮大な建物・・・。住民は不安を抱えながらも滅多なことでその不安を口にすることはなかった。筆者には強い違和感が残ったままである。」まさに、そんな感じの村でした。
口を閉ざしている村民の方たちに、こちら側から直接訴えるということが、これまた、どう伝わるかわかりませんがやってみました。

映画上演 アレクセイと泉

チェルノブイリ原発事故の後、隣国ベラルーシの村人の生活を本橋成一監督が声高にならず、淡々と伝える映像が沁み入るように伝わります。音楽監督は坂本龍一です。
シュタイナー教育とコダーイシステムを融合して幼児教育に40年近く実践している池末みゆきさんのライアー演奏も行われます。
スイスの音楽療法の現場でライアーの演奏に出会い、以来20年前から演奏活動を始める。奇跡の演奏と評価され、音楽評論家の湯川れい子氏も絶賛。
7月18日 札幌  アジト 011-552-3729  17:30開場
7月19日 札幌  みんたる 011-756-3600  18:30開場
7月20日 余市  余市テラス 0135-48-6455 18:30開場
前売り¥2000 当日¥2500 (電話予約可)
 連絡 各会場及び 090-4130-2653 高橋
             0135-23-4660 はれるや

2011年7月19日火曜日

夏休みをプレゼント ボランティア募集

NlSEKO TSUNAMI RELIEF
ニセコ被災者支濃サマープログラム
ニセコ被災者支援サマープロログラムがボランティアを募集します!
一福島の人たちへニセコエリアから夏休みをプレゼントー
『ニセコ被災者支援サマープログラム(Niseko Tsunami Relief Program)』は、北海道およびボラン
ティア団体 北海道被災者受け入れ支援ネットワーク、倶知安町、ニセコ町の支援の元動き始めた、地
元の有志によるボランティアプログラムです。
現在、福島県の子供たちは、この暑い真夏に、長袖、帽子、マスクをつけて外出し、閉め切った部屋で
遊ぶことしかできません。この度、約450名の被災者をニセコで受け入れることが決定しており、避難
される方々の多くは小学生以下のお子さんと一緒で、夏休み期間中の7月中旬から8月下旬までの間
で数日から1カ月程という日程で滞在されます。
現在ボランティアチームでは、参加者の方々がニセコでの滞在を楽しんでいただけるように、幼児や小
学生向け、母親向けのプログラムを地元の有志の方々が計画しております。各種スポーツ、大自然を
楽しむハイキング、国際的な環境を生かしたイングリッシュゲーム等を予定しています。
今回ボランティアチームでは、イベントに参加できる方を募集しております。全日程に参加できなくても
構いません。子供たちがのびのびと夏休みを満喫できるよう、大人のまなざしが必要です。一緒にプロ
グラムに参加して、子供たちを見守るだけの簡単なボランティア、ぜひ空いている時間をお貸しくださ
い。スケジュールは以下の通りです。
7月22日(金)~8月26日(金)まで毎週
月・水 10:00-11:00 English Game Time
月・水 14:00-15:00 自然教室ハイキング
火   10:00-11:00 ベビーママ倶楽部
火・木  16:00-17:00 サッカー
木    10:00-11:00 ヨガ
金    10:00-11:00 フリスビー
金    12:00-     交流BBQ.
お問い合わせ、参加可能な方は若田部(わかたべ)090-4720-0618までご連絡ください。
ニセコ被災者支援サマープログラム ボランティアチーム 一同

2011年7月18日月曜日

民意を伝えましょう

PCFやSHUT泊ではこのようなFAXをすることによって、民意を伝えています。
メールや、FAX、郵便による意思表示によって
私たちにできることから始めましょう。 



緊急要請

北海道知事 高橋はるみ 様

大飯一号は手動停止しました。泊3号は安全ですか?説明してください。

福島第一原発事故は、お茶、野菜、牛乳、牛肉をはじめとする食品汚染を含めて、広域な地域に放射能被害をもたらしています。福島の子どもたちや自主避難の方たちからも、セシウムが検出されています。

放射能汚染が広がる中、4か月の異例の調整運転が行われてきた、北海道の泊3号機と福井県の大飯1号機で、営業運転移行のための最終検査が予定されていました。保安院は、最終検査は2日間で終わり、今月末までにも、大飯1号と泊3号の営業運転を開始したいとしていました。ところが、その矢先の7月16日、大飯1号機は、緊急炉心冷却装置のトラブルが起き、手動停止となりました。北海道住民は、泊3号の安全性に対して、さらなる大きな不安を感じ、営業運転開始に非常な危機感を持っています。

福島第一原発事故以来、全国で初めて営業運転に入ろうとしている泊3号に、今、全国が注目しています。なぜ泊3号機が全国の原発より安全なのか、大飯1号で起きたようなトラブルが泊3号機で起こる可能性はないのか、説明してください。 1986年のチェルノブイリ事故のあと、最初に稼働を開始したのが、泊原発でした。北海道はこの歴史を繰り返すつもりでしょうか?
7月20日までに、下記まで回答をお願いします。

別紙の福島から北海道へ自主避難されてきた方の呼びかけに、答えてください。

                                          2011年7月18日
                                                       
                                          Shut

                     札幌市白石区東札幌6条4丁目1-2
                     FAX:011-826-3796
                     Tel:09026951937

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福島から札幌への自主避難者からのよびかけ
「泊を 止めてください。MOX燃料導入を やめてください」
これは、福島の仲間たちから預かってきた声です。福島原発は、MOX燃料導入を許してなければ、3号機の核爆発、プルトニウムの拡散汚染という最悪の状況にはなりませんでした。
私たちは、目に見えないプルトニウム汚染に、子々孫々まで 怯えていかなければなりません。
私は、現地に住んでいて見殺しにされてきた福島市民です。福島原発から65km離れた場所にあります。65kmも離れているのに、福島市内は 315日に2389 μsv/hの空間線量となりました。通常 478倍だが、直ちに健康に影響はないと。 私たちはその頃、水も無く、ガソリンも無く、食料も朝早くから、並んで購入していました。母親は、子どもを家に置き 自転車で買い出しに行くしかなかったんです。次の日、福島市の水道水から、ヨウ素131177вq/kg 出たと報道されました。 しかし3月15日の夕方から降り出した雪を測ると、市内から 10вq/kgのヨウ素131が検出されたと 報道されたのは、実に2か月 以上後でした。
その後、福島県は、県放射線アドバイザーを依嘱しました。長崎大学の山下俊一教授は、福島県内で3月19日から講演し、「100ミリシーベルトまで なんの問題も無い。一時間あたりなら、大人は100 イクロシーベルトまで 大丈夫。子どもは、安全域を厳しく考えても 10マイクロシーベルト以下なら、外で遊んでも大丈夫」 と、大丈夫、安心と、言って歩きました。この内容は、毎日 毎日、朝昼晩と、地元のラジオから、何度も何度も繰り返し流されました。 学校も同じです。何の調査もしないまま、4月になると学校は普段通りに、再開してしまいました。その後、校庭の空間線量を測るという形で。そして、我が子の通う学校の校庭は、46μsv/hもあったのに、校庭の土の除去もされず、夏休みを迎えるんです。

親たちは、教育委員会に何度も電話して訴えました。しかし、「壊れた校舎を直すだけの予算もありません。」郡山市が土壌除去を始め、二本松市、伊達市が土壌除去を始めても、福島市の動きは、大変遅いものでした。 母親たちが 直接文部省交渉をし、ようやく、動きが出てきた所です。 しかし、実に、3か月も過ぎていました。 その間に 子どもたちは、学校に登校しています。小学生は、熱い中、窓 も開けられない校舎の中にいます。校庭で遊ぶこともできず、プールも 入れません。 しかし、隣りの中学、高校は3μsv/hの校庭で、2時間以上の部活動を普段通りにやってるんです。こんな異常状態です。
もちろん汚染された田んぼにも、畑にも、なんの対策もありませんでした。市民は、大丈夫、大丈夫、安心、安心と、洗脳されているんです。だから、誰も動かないんです。私はようやく、618日に自主避難してきました。小学生の息子を連れて。この夏、1000人近くの赤ちゃんや幼児を連れたお母さんさんたちが 札幌に避難してきます。福島県の半分は、もう、子供たちを育てていく場所が無いんです。空気も水も土も 汚染されています。地元の野菜は 何も食べられません。流通しているのは、近隣の県産だけなんです。子供たちは、公園で遊ぶこともできません。公園が高濃度に汚染されているんです。滑り台の下が、10μsv/hです。
なのに、国も、県も、市も、何の対策もしません。 私たちは、札幌なら、安全だろうと 日本中を選択肢に入れながら、600キロ以上離れた北海道を選択しました。私たちは、泊で原発事故が起きたら、もう逃げる場所はないんです。泊で事故が起きたら、確実に札幌は 汚染されます。福島市と 同じ状況です。ジェット気流の風下にある札幌 市は、どんな条件にあっても、福島市以上に汚染されます。 札幌市民200万人は、どこに逃げますか?芝生や 牧草が、とてつもなく高濃度に汚染されます。プルトニウム239の半減 期は、24000年です。プルトニウム数粒を吸い込んだら、内部被曝は、外部被曝の影響より、一兆倍の影響を 人体に与えます。 地震はいつくるかわかりません。泊原発3号機 は、古い原子炉のタイプだし、耐震性も大変甘い設計だと聞いています。どうしたら、未来永劫安心な北海道を造れるのでしょうか? 浜岡原発も最悪の状況に陥ったら、東京都民を受けいれ られるのは、北海道しかないんです。今なら、なんとか、北海道を救えるかもしれません。本当に、今です。日本中に、54基も原発が出来てしまった今、日本国民を救えるのは北海道しかないんです。
ぜひ、泊を止めてください。
                                                                                                               

講演会のお知らせ

日時 8月17日(水)18:30開場 19:00開演20:30終了
場所 余市町公民館 3階大会議室(301)
主催 泊原発の廃炉をめざす会   協力 泊原発を止める会
講演 『福島第一原発事故から明らかになったこと』小野有五先生 
   裁判に関して 市川弁護士 
入場料無料 カンパ箱を設置
現時点で、8月10日帯広集会、8月11日ニセコ集会が決まっているようです。
倶知安講演はただ今調整中です。

松本市学校給食

長野県松本市の学校給食への取り組みを紹介します。
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   放射性物質が体内に取り込まれる「内部被ばく」から子どもたちを守ろうと、独自の取り組みを進めているのが長野県松本市だ。市内にある公立校や保育園、幼稚園の給食に使われる食材を、「放射性物質ゼロ」に限定しているという。
   市長は、チェルノブイリ原発事故後に現地で医療支援を行った経験から、内部被ばくの恐ろしさについて警鐘を鳴らし続けている人物だ。

原則は「地産地消」、県外産に「制限」

給食に使う野菜から放射性物質を徹底排除
給食に使う野菜から放射性物質を徹底排除
「松本市の給食は『内部被ばくゼロ方針』」
   インターネット上では、松本市の取り組みをこう表現する書き込みが見られる。市の学校給食課に聞くと、松本市の「方針」として掲げたわけではないようだ。ただし、「ゼロ、というのは少々大げさかもしれませんが」と前置きしたうえで、学校給食から放射性物質のリスクを取り除く「工夫」を始めたことは事実だと話す。
   松本市では、給食センターが各校に給食を届けるケースが多いが、市では以前から、地元で採れた材料を給食に用いる「地産地消」を進めてきた。最も優先して使うのは市内で採れた食材で、「コメや牛乳は百パーセント松本産です」と学校給食課では説明する。市のもので賄えない場合は長野県産を、それでも無理な場合に限って県外産を利用するのだという。
   だが福島第1原子力発電所の事故以降、県外の食材を使う場合に「制限」を設けた。農産物などから放射性物質が検出されたり、出荷制限が出されたりした地域を避けているのだ。
   実際に対処例もある。ネギを使う献立で、茨城県産しか入手できないとなった際、産地の異なる別の野菜に変更して調理したのだ。福島第1原発の事故後、茨城県産の野菜ではホウレンソウやパセリから暫定規制値を超える放射性物質が検出されたとして一時出荷制限が出され、後に解除されている。
   学校給食課では、「生産者の立場を考えると、とても心苦しい。決して風評被害を広めるつもりはありません」と話す一方で、「生徒と保護者にとっての安心・安全を最優先に考えなければならないのです」と理解を求める。今回の措置は、年度が替わる2011年4月1日に、学校給食課から各給食センターに向けて年間方針の一環として指示したそうだ。

チェルノブイリ事故で医療支援に携わった市長

   子どもたちの学校給食から放射性物質を徹底的に排除しようとする姿勢は、菅谷昭市長の経験と考えに基づいているようだ。菅谷市長は、チェルノブイリ原発事故で大きな被害を受けたベラルーシで5年間、甲状腺がんの治療を中心に医療支援に携わった経歴をもつ。福島第1原発の事故後初めての記者会見となった2011年3月22日、ベラルーシでの医療行為の経験から内部被ばくの恐ろしさについて話した。会見で、呼吸や皮膚、口から放射性物質を取り込まないよう再三にわたって警告を発した菅谷市長は、「生産者は本当に気の毒」としたうえで、特に子供や妊産婦は放射性物質が検出された野菜や牛乳は摂取を控えるよう強く促した。「体に入ってからでは遅い」というわけだ。
   菅谷市長は以後も、メディアを通じて内部被ばくを回避するよう訴えているが、市の職員に対しても「内部被ばく量はここまでなら大丈夫、という科学的データはない」と、その危険性を常々語っているという。
   今回の給食の措置について、市側から大々的にピーアールしたわけではない。そのためか、地元住民からも「知らなかった」という声があがる。松本市在住で小学5年生の娘を持つ男性もその1人だ。その理由として「もともと長野で採れる野菜や果物は多いので、給食の食材の産地もそこまで神経質にならなかった」と話す。
   長野はレタスやセロリ、りんご、ぶどうなど生産量が全国1、2位を争うものも多い。実際に学校給食課は、「給食に使われる野菜は県内産が7割」と説明した。県内産の農産物からは、放射性物質は不検出が続いている。
   またこの男性は、菅谷市長がチェルノブイリ原発事故の医療にかかわっていたことは、市民の間でよく知られているという。その道のエキスパートである市長が学校給食に配慮しているとなれば安心、との信頼感もあるようだ。

2011年7月17日日曜日

泊原発廃炉陳情書

さる6月15日PCF・脱原発ネットワークが倶知安町議会に提出した泊原発廃炉への陳情書が9月の定例議会を待たずに、臨時議会が設立され全会一致で採択された模様です。今後の動きに期待します。



民主主義の行方

いよいよ、経産省が言論統制を始めました。民間企業に委託して、ツイッターやブログの原子力や放射能に関する情報を監視し報告させ、規制するというものです。

資源エネルギー庁 
入札公告
http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1106/110624b/110624b.htm
http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1106/110624b/3.pdf
仕様書 以下のないようです。
1.件名
平成23年度原子力安全規制情報広聴・広報事業(不正確情報対応)
2.事業目的
ツイッター、ブログなどインターネット上に掲載される原子力等に関する不正確
な情報又は不適切な情報を常時モニタリングし、それに対して速やかに正確な情報
を提供し、又は正確な情報へ導くことで、原子力発電所の事故等に対する風評被害
を防止する。
3.事業内容
① ツイッター、ブログなどインターネット上の原子力や放射線等に関する情報を
常時モニタリングし、風評被害を招くおそれのある正確ではない情報又は不適切
な情報を調査・分析すること。モニタリングの対象とする情報媒体及びモニタリ
ングの方法については、具体的な提案をすること。
② 上記①のモニタリングの結果、風評被害を招くおそれのある正確ではない情報
又は不適切な情報及び当庁から指示する情報に対して、速やかに正確な情報を伝
えるためにQ&A集作成し、資源エネルギー庁ホームページやツイッター等に掲
載し、当庁に報告する。
③ Q&A集の作成に際して、必要に応じて、原子力関係の専門家や技術者等の専
門的知見を有する者(有識者)からアドバイス等を受けること。また、原子力関
係の専門家や有識者からアドバイス等を受ける場合には、それらの者について具
体的な提案をすること。
④ 事業開始から1ヶ月程度で30問以上、事業終了時までには100問以上のQ
&A集を作成すること。
【提案事項】
① モニタリングの対象とする情報媒体(ツイッターは必須)
② モニタリングの具体的な方法と体制
③ Q&A集を作成後、速やかに周知するための具体的な方法
④ 想定される専門家や有識者
⑤ これらを活用した新規提案
【留意事項】
・受託者は、不正確な情報又は不適切と思われる情報媒体や抽出するキーワードに
ついては、資源エネルギー庁担当者と十分に調整すること。
・Q&A集の作成にあたっては、十分な調査・分析を行い、その結果を反映するこ
と。また、Q&A集の最終的な問数については、実態に合わせて資源エネルギー
庁担当官と調整すること。
・原則として、正確な情報提供は即座に行うとともに、その結果については、翌営
業日以内に資源エネルギー庁担当者に報告すること。
・常時モニタリングするために十分な人員を確保すること。
4.事業期間
委託契約締結日から平成24年3月30日まで
5.納入物
・不正確な情報及び不適切と思われる情報並びにそれらに対する正確な情報等をと
りまとめた報告書の電子媒体(CD-R)一式

福井・大飯原発一号機

泊3号と共に,今月中にも営業運転への移行が予定されていた大飯一号機で、本日、緊急炉心冷却装置系統のトラブルがあり、関電は、営業運転のための最終検査の申請作業をストップしました。
___________________
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110716dde001040012000c.html
福井・大飯原発:1号機、手動停止 緊急冷却系故障、再稼働は未定
 ◇関電管内、電力不足が大幅拡大
 関西電力は16日、調整運転中の大飯原発1号機(福井県おおい町、加圧水型、出力117・5万キロワット)で、緊急炉心冷却装置(ECCS)系統にトラブルがあり、同日夜に原子炉を手動停止して原因を調査すると、福井県に伝えた。再稼働の見通しは立っておらず、8月の最大電力(需要)に対する不足分が大幅に拡大し、関電が要請している節電などにも影響を及ぼす可能性がある。【安藤大介、横山三加子】
 関電は、1号機を営業運転に移行するため準備していた最終検査の申請作業をストップする。
 県や関電の発表によると、15日午後10時46分ごろ、4系統あるECCSのうち1系統で、非常時に原子炉内に1次冷却水を注入する水圧を調節するための「蓄圧タンク」の圧力が約2割低下し、警報が鳴った。タンク内に窒素を補給して約1時間後には基準値に戻したが原因が分からず、原子炉を停止して詳しく調べる。
 関電は東日本大震災発生前日の3月10日に1号機の原子炉を稼働。地元の意向に配慮するとして、試運転にあたる調整運転のまま4カ月以上フル出力で発送電してきた。関電が近く計画していた営業運転について、県や同町が容認する意向を示していた直後の運転停止となった。
 関電が同県内で運転する原発11基のうち、既に4基が定期検査のため停止している。来週には更に2基が、定期検査のため運転停止する。
 ◇来週、2基定期検査
 関電にとって大飯1号機の停止は痛手。「需給バランスが厳しくなるのは事実」と、事態の深刻さを認めている。
 関電の7月の供給力は3166万キロワットだったが、大飯1号機の停止で3048万キロワットに低下することになる。今月21、22日には高浜原発4号機と大飯原発4号機が定期検査入りするため、供給力は2983万キロワットにまで下がる。
 中国電力から融通を受けている35万キロワットについても、8月のめどは立っておらず、結局、8月の供給力は2931万キロワットに。関電が想定する7、8月の電力需要は3138万キロワットで、8月の供給不足は、これまでの想定の2・8%から6・6%に拡大する。
 関電は7月1日から家庭や企業に15%程度の節電を要請し、その効果から「(夏場を)なんとか乗り切れる」(森詳介会長)と判断。鉄道各社への間引き運転を含めた追加的な節電要請を見送ったが、大飯1号機の運転停止が続けば、一層の節電徹底を求めざるを得ない状況に追い込まれる可能性がある。【横山三加子】
 ◇「供給厳しい」--細野原発事故相
 福島県を訪問している細野豪志原発事故担当相は16日午前、大飯原発1号機がトラブルにより停止されることについて「関西の電力の需給環境はもともと極めて厳しかった。予備の供給力があるか精査しなければならないが、非常に厳しくなったことは間違いない」と述べた。
 15日に保安院が手法を公表した安全評価については「停止中の原発を1次評価、運転中を2次評価の対象と位置付けているが、(調整運転中に停止される)大飯原発1号機をどう位置付けるかは微妙。検討が必要だ」と指摘した。【関東晋慈】
毎日新聞 2011年7月16日 東京夕刊

吉野裕之 講演会のお知らせ

「原発震災 福島の現場からー ひとりの父として」  吉野裕之

日時: 7月27日 18:00
場所: エルプラザ2F 環境研修室1-2
参加費:500円
主催:福島も子どもたちを守る会・北海道

吉野裕之さんは、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」のメンバーとして、佐藤幸子さんや中手聖一さんと共に活動されている方です。
娘さんを東京に避難させ、ご自分は福島にとどまり、避難と疎開の担当者として、日々活動されています。
そんな吉野さんに、支援者として、そして一人の父親として、福島の現場からの今の状況をお話しいただきます。

連絡先:09026951937

おすすめ図書


序文より一部抜粋

私たち人類が、この元より完全絶妙、すべての生命たちを生かし、与えて尽きることなき豊かな自然の恵みを手にし、平和に生きてゆくことができるか否かは、一人一人の自覚と悟り、生き方、あり方にかかっています。私たちが本当に、平和な生活、永続可能なる農をもとめるならば、自然界、生命道、人の道におき、さらには今日の常識を超え、真理に通ずる意識革命が必要であります。

2011年7月16日土曜日

福島集団疎開 オンライン署名

平成23年6月24日、福島地方裁判所郡山支部に、原発事故からの被ばくから守るため、子どもたちの集団疎開を求めて、「ふくしま集団疎開仮処分」を提起しているようです。 7月5日に債権者に対する最初の審尋が実施されました。債権者(申立人)となっている人たちだけでなく、同じ気持ちの人がたくさんいることを示すために、そして裁判官に勇気を持ってもらうために、署名 が大変重要な力になります。 下の登録フォームからオンライン署名にご協力願います。

      http://311fukushima.net/?page_id=83

必見!

野呂さんをゲストに迎えて。必見です!
連日の講演と疲労と放射線?でだいぶ喉を痛めている様子です。頑張ってください!

2011年7月15日金曜日

学校給食

チェルノブイリでは、原発から少し遠い地域の牛乳を飲んだこども達から大量の甲状腺癌の発病がありました。事故直後は、北海道産の牛乳は北海道産でしたが、今では、福島・茨城・千葉の牛乳は、大量に西日本に送りだされ、そこで「汚染された牛乳」と「綺麗な牛乳」を混ぜ、ベクレルが規制値以内に収められています。
政府が、「規制値を下回ったものを拒否するのは風評」と発表するに受け、業者は、「混ぜてベクレルを下げる」という考えられない行動をとっているからです。



食品の問題と基準値のリンク
2009年の放射性セシウムの魚への平均値は0.086ベクレル/kg
日本の暫定基準値は500/kgなので、基準を守っても3.11以前の5800倍になります。
北海道太平洋産の秋刀魚から6月セシウムが約12ベクレル出ています。
食べると3.11以前の140倍の放射能を取り込むことになります。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sr/ske/ek/sakanamnt.htm

http://youtu.be/T3A_VnkDiO4
小出助教の関西のラジオ番組での解説。

http://infosecurity.jp/archives/10174
ポーランドの行動

http://medg.jp/mt/2011/06/vol19622.html
独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター 
院長(放射線治療科) 西尾正道

http://kimuramoriyo.blogspot.com/2011/04/blog-post_12.html
木村盛世


7月22日午後2時より、給食センターにおいて栄養士さんのもとで、現時点での倶知安町の学校給食についての質問会を設けていただくことになりました。保護者の方のご参加をお待ちしております。

2011年7月14日木曜日

危! 泊3号機営業運転開始申請が提出されてしまいました!

札幌の泉さんから緊急要請です。PCFとしても共同呼びかけ人になりたいと思います。

4か月の異例長期調整運転を行ってきた北電が、原子力安全委員会の斑目、経産庁保安院の「指導を受けて」泊3号機の営業運転を開始する申請を、保安院に提出しようとしています。
私たち市民グループは5月20日にも北電に提出した緊急要請書の中で、3号機を含めた泊原発の停止を求め、同日の北電との交渉でも、異例の長期運転をおこなっている3号機の停止を求めましたが、北電はこれを無視し続けてきました。おとといには、鉢呂衆議院議員をはじめとする市議、町議、道議と国会議員の代表が、北電にプルサーマル発電計画の停止を求める交渉を行い、その場で、鉢呂議員は、「なぜ3号機で4カ月にも及ぶ調整運転を行っているのか?」と問題を指摘しました。それに対して北電は、確かに問題であると、認めたそうです。

しかも、国が全国の原発に対してストレステストをすることを決定しましたが、運転中の原発については、次回の定期点検後にテストを行うとされいます。つまり異例の長期調整運転中の泊3号と大飯1号は、このテストなしに今営業運転がはじめられようとしているわけです。

つきましては、泊3号機の営業運転を始めないよう、泊原発4か町村長、道知事、北電、菅総理、枝野長官、海江田大臣あてにも、同内容の緊急要請書を提出したいと思います。
同じ状況にある大飯1号の営業運転開始に関しては、裁判も検討されているようです。

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泊村長への要請書 原稿
泊3号の営業運転入りをけっして了承しないでください
泊村長  様

 北海道電力の泊3号は定期検査中ながら、調整運転という名の全出力発電運転を、福島原発事故直後から約4ヶ月も続けてきました。事故直後から、国も北電もだんまりを決め込み、定期検査中でありながら、なし崩し的に長期間の運転を放置してきました。私たちは、北海道電力に対し、5月20日付の質問・要望書でも、泊3号の運転停止を求め、同日の北電との交渉の場でも、泊3号の異例の長期調整運転を即時停止するよう要請しました。また、7月12日に行われた市町村、道議会及び国会議員代表の方々による北電との交渉の場で、鉢呂衆院議員は、「何故、泊3号機を4カ月にも及ぶ異例の調整運転を続けているのか?これは問題ではないか?」という疑問を提起し、これに対して、北電は、その問題点を認めたといわれています。長期の調整運転に対して、こうした批判と問題視する声が数々あがっていました。

 ところが、その批判に対し開き直るように、泊3号を営業運転させようとする策動が急浮上しています。7月8日に経産省から「総合負荷性能検査」を受けるよう関電に指導があり、12日には保安院の森山・原子力災害対策監から、調整運転が続いている状態について「法令上問題がある」との批判が関電に対してなされたということです。これら経産省の動きは、泊3号の営業運転再開を無条件に認めようとするものです。

 しかし、定検中の泊1号の運転再開を、他の定検中の原発と区別して容認できるような根拠はどこにもありません。たとえば、玄海2号や3号は未だ安全とは言えないが、泊3号はすでに安全になっているとどうして言えるのでしょうか。まるで保安院は、玄海2・3号の運転再開にしくじったのと引き換えに、強引に調整運転中の大飯1号と泊3号を動かそうとしているかのようです。しかし、従来の基準や「緊急安全対策」だけでは安全性の保証が十分ではないというのが、政府の統一見解です。それにもかかわらず、経産省主導で、これまで通り検査を行い営業運転に入るなど、許されることではありません。

 政府は新たに全原発を対象にストレステストを実施するとしています。ストレステストについての7月11日付枝野・海江田・細野氏の見解では、一次評価として「定期検査で停止中の原子力発電所について運転の再開の可否について判断」することになっています。泊3号は、定期検査中のため当然この範疇に入るべきです。そうでなければ、福島第一原発が提起した安全上の問題が何ら考慮されないまま安全上合格という措置になってしまいます。

そもそも、福島第一原発3号機では地震動によって高圧注入系配管が破損したことが東電自体の解析によって強く示唆され、IAEAにも報告されています。しかし、緊急安全対策ではこのような地震動による危険はいっさい検討されていません。それゆえ、泊3号が同様の地震動に襲われたときの安全性は何ら保証されていません。
 少なくとも、このような具体例を含めて、福島第一原発事故の実態に基づいた安全評価がなされるべきです。それなしに、泊3号の営業運転再開はけっして許されないと考えます。
福島事故が示した人々の生命、健康、そして環境への深刻な破壊状況にかんがみて、泊村の住民や広範な人々の生命と健康を守ることをこそ絶対的に優先してください。村長は町民に対して、泊3号の営業運転再開をどのように説明するのですか。根拠のある理由を説明しなければ納得は得られないのではないでしょうか。全国民の目が町長の姿勢に注目しています。
北海道では、6月27日の段階で、既に少なくとも北海道の19市町村で脱原発の意見書が採択され原発からの脱却、ならびに泊3号を含む原発の停止を求めました。さらに、6か町村での同様の意見書の可決が見込まれ、これを加えると北海道の25市町村が、脱原発を求めていることになります。泊3号で福島第一原発と同様の事故が起これば、札幌をはじめ、北海道全体にも放射能は飛来して直接被害を与え、環境を汚染します。北海道の経済と道民の生活を支える農業、漁業と観光が取り返しのつかない打撃を受け、実に深刻な影響が及びます。
 泊3号の営業運転再開をけっして了承されないよう、強く申し入れします。

 

2011年7月13日水曜日

子ども全国ネット

NPO法人チェルノブイリへのかけはし」は、チェルノブイリ原発事故で被災した子供たちを日本へ招待し転地療養させることによって健康回復をはかる“保養里親運動”をはじめ、被災地に対し様々な救援活動を行っている民間ボランティア団体です。活動は多くの方々によって支えられ今日も精力的な活動を続けておられます。その代表の野呂美加さんらが、7月12日に立ち上げた子どもたちを放射能から守るネットワーク(子ども全国ネット)を紹介します。
日本人の曖昧さや、甘えに対する偏った感受性が社会のたて関係を重視する今日、この種の活動によるよこ関係を重要視していかなければ子どもたちの未来はありません。食の安全、特に学校給食に対しての不安に全国で様々な動きがありますが、繋がりを持つことで心理的にも物理的にもより一層大きな力になりえることを信じます。ご賛同をよろしくお願いします。


子ども全国ネットの詳細
http://kodomozenkoku.com/

ニュース23で紹介された映像

2011年7月11日月曜日

絵はがきコンテスト

応募してみませんか?



原発問題 陳情書

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泊原発にたいして倶知安町議会へ陳情、総務常任委員会で意見陳述に参加して
6月15日倶知安町定例議会最終日に町民を代表してPCF代表の藤井さん・武田さん、脱原発ネットワーク倶知安の井山・小幡さんで原子力防災計画の見直しと泊原発の停止廃炉、プルサーマル計画の撤回を知事に求める意見書を町議会として行なって欲しい旨の陳情書を提出し議会に付託されたところでしたが、本日、6月24日に総務常任委員会で意見を述べるよう要請され意見を述べてきました。
9時30分から役場3階の第一委員会室で4名それぞれ意見を述べました。常務委員の議員は5名それに議会事務局長、それに一般の傍聴者も10名以上も参加してくださり、関心の高さが伺われ、心強くにぎやかな参考意見発表の場となりました。
最初の自己紹介の後、それぞれが順番に陳情にいたる意見を述べました。藤井さんは原発全般の問題点やプルサーマルの危険性を武田さんは電源開発にあたる制度や税法上の問題点、私は食品にたいする国の放射性物質の基準が高すぎること、小幡さんは子を持つ親としてチェルノブイリ事故での子供たちの被害と福島で起こっていることの関連をそれぞれ話しました。
その後、各委員から陳情に対する質問が出され、主に藤井さんが応答する形で進められました。会場は終始和やかな雰囲気の中で進められ、ほとんどの委員の方は陳情内容を前向きに捉えられている印象でした。各委員からは、多少の文言の指摘や修正を受け、また今回の福島原発事故への踏み込んだ感想や意見がだされ、拍手の中で無事閉会しました。
今後、文言の訂正はあるものの、今回の陳情に対しては、深刻な原発災害に対しては我々4名と各委員の間で隔った意見の相違もなく、共通する認識がもてたものと思われます。後は9月の定例議会で無事採択されるのを祈るのみです。     (井山)
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9月議会において採択されると知事へ”町民の民意”として提出されることになります。
各市町村でこのような陳情書の提出計画が進行されていますのでご調査のうえお力添えください。




この運動については、各新聞でも紹介されていますが、一部北海道ー毎日jpに掲載された記事を紹介します。

http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110624ddlk01040234000c.html


泊原発:周辺4町、国と道に停止求め意見書 プルサーマル中止も /北海道

 東日本大震災による東京電力福島第1原発事故を受け、北海道電力泊原発(泊村)を抱える後志地方の4町議会で、国や道に対し、原発の段階的運転停止や泊原発3号機のプルサーマル計画の撤回などを求める意見書が相次いで可決された。
 余市町▽黒松内町▽仁木町▽古平町の4町議会で、意見書は各町議会で異なるが、原発からの撤退や自然エネルギーへの転換を国へ求める内容だ。倶知安町とニセコ町でも同様の意見書が提出されており、常任委員会で審議を継続、9月の定例議会で結論が出る見込み。
 余市町議会は23日、安全協定や地域防災計画の見直し▽プルサーマル発電に使用するMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料の製造申請の撤回か凍結▽将来的な廃炉に向けた段階的運転停止▽道内の放射能調査の継続▽国に対し原発推進のエネルギー政策の転換を要望--の5項目の意見書を道へ送付した。国への意見書も同封した。
 意見書を可決した4町は泊原発からは半径10~40キロの距離にあり電力会社と安全協定などが締結されるEPZ(防災対策の重点地域)の範囲外。

2011年7月8日金曜日

「泊原発の廃炉をめざす会」

七月七日、札幌かでる2.7で、「泊原発の廃炉をめざす会」の準備会に夫婦で参加してきました。久しぶりにお会いできた先輩諸氏もいらして、「倶知安は近いから止めないといかん」と励まされました。発起人のお一人である小野有五先生にも久しぶりに再開できたので今後のことで連絡し合うということを確認し合いました。前日に函館の森越先生(大間原発訴訟弁護団長)より「泊と連帯します。市川先生にも話してあります。」と言うことで、うれしくなりました。この夜は約300人くらいの参加があり大変な盛り上がりでした。
将来的には日本の原発すべてを廃炉に持ち込む事もこの会の目的だそうです。また、この日の出席者の中から「全世界の原発の廃炉を目的に!!」という声があり大きな拍手がおこりました。 (藤井)

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「泊原発の廃炉をめざす」訴訟については、10月末頃までに起こす方針です。そのために、1000人規模の原告団を予定しております。原告団に参加してもよろしいという方、またこの運動に共感し賛助会員にお申し込みいただける方、直接もしくは、当会でも申し込み用紙・要綱の印刷物もございますのでご連絡ください。下記からダウンロードいただいても構いません。


泊原発の廃炉をめざす会 入会申し込み用紙

連絡先
〒001-0032
札幌市 北区 北32条 西6丁目1-10 サスティナブルシティビル内
泊原発の廃炉をめざす会
TEL 080-3027-3832
Fax:011-700-0556
tomarihairo@gmail.com


8月中旬に、この会の説明会を講師を招いて開催する予定です。日程が決まり次第おらせいたします。

2011年7月7日木曜日

6・11連帯国際行動デー

3月11日に起きた大震災とそれに続く福島第一原発事故を、日本と並んで原発大国フランスはどのように事態を受け止めたのでしょう。歴史的にまれに見る震災であったことは確かですが、過去に例証がなかったわけではありません。その意味では「想定外」ではなかったはずの地震によって、あっけなく四つの原子炉が次から次へと爆発した空前の事故は仏原子力ロビーを震撼させました。そして、メルトダウン。当初、環境相コシスコ・モリゼは慌てて「原子力はよいエネルギー、今回の事故はフランス原発の安全性をいっそう改善することになる」と表明し、アレヴァ会長ローベルジョンは、事故三日後に「あれは大事故ではない」と表明したことで逆に内部の動揺が透視できるようです。フィヨン、ベッソンら政府閣僚の「福島の事故はチェルノブイリとはまったく関係ない、事故が起きたのは地震と津波のせいだ」として、地震の少ないフランスは大丈夫だ、また新しい欧州新型炉は、最高の安全性を誇るなどと、まだ完成もしていない原子炉の宣伝を大統領は行いました。こうして、当初、仏政府はフランスの原子力産業を守るのに躍起だったのでしょうが、事故が次第に明るみに出てくるに及んで,論調を変更していかざるを得なくなったようです。フランスにとって、原子力産業は国策であり、最重要な輸出品目の一つです。またこれはまぎれもなくフランスの核抑止力と結びついています。日本もこの構造と似ている様に思います。まだ核兵器を持っていない日本は持ちたいのだという世論がフランスで広まっている様子です。
 フランスの原子力は核兵器製造が出発点であり、70年代から民事利用の原子力発電所が建設され始めました。左派系でも科学の進歩を信じるあまり、民事利用の原子力に反対する勢力は,伝統的に少なかったのです。社会党党首マルチーヌ・オーブリは、原発のモラトリアムを求めていましたが、脱原発を初めて表明し、早期の安全検査の実施を求めています。緑の党が行った世論調査によると、30%が原発の継続を求め、51%が25〜30年内の脱原発を支持し、19%が早期の停止。原子力推進派のなかで65歳以上が47%であり、パリ市民は35%と、もっとも原子力支持派が集まっているという点では,東京と似ています。他方、カナール・アンシェネ紙は、大事故時の避難対策がパリには何もないことを暴露ています。
 ドイツでは、保守系のメルケル首相がもっとも古い原子炉7基を閉鎖すると言明しました。ベルギーやオランダも原子力政策を見直す動きが顕在化してきています。最も老化したフェッセンエイム原発の閉鎖を、国境に近いドイツ・フライブルグのエコロジストたちも求めています。
 こうした中で、フランスの反核派は福島の事故によって活性化してきました。(がんばれ!)ドイツほどではないにしろ、緑の政党〈ユーロップ・エコロジー〉は、原子力政策についての国民投票を要求しているし、他のエコロジー派の有力者たちは、国際保健機関の放射能汚染問題に関する正しい判断と情報の公開を要求しています。
 脱原発団体も動き始め、事故から3カ月目の6月11日には、日本の統一デモと呼応する国際行動デーも行われました。

                                                  Grande merci à tous nos amis "Les Français"  

2011年7月6日水曜日

武ちゃん

お隣町の、岩内町で地道な活動を続けておられる、岩内原発問題研究会の斎藤武一さんの
紙芝居を使った講演は、とてもわかりやすく大好評でした。

斎藤さんの最近の活動は「タケちゃんホール」というブログに掲載されています。
皆さんも一度ご覧ください。

http://blog.livedoor.jp/watanabee1-takechan/

原発に頼らない社会へ

6月20日に後志労働福祉センターでの、田中優さんの講演会へのご参加ありがとうございました。
今回は、地方の方々も大変多く参加してくださいました。
悲惨な事実の中にも建設的な提案が含まれていて、新鮮でした。

当日のトークがUPされているので皆さんに広めてください。
考え方や感じ方は皆さんそれぞれと思いますが、議論し合う・話し合うという時間を持つことが今一番大切です。



田中優ホームページ
http://tanakayu.blogspot.com/

2011年7月5日火曜日

P・C・F の紹介

Peace・Child・Future   (平和・こども・未来)

平和を考え、こどもの未来へつなごうと1983年イデオロギー抜きの民間人が集まり設立しました。現在、六十から三十代の六人の常任スタッフで、講演会・討論会・学習会・映画会等の企画(社会問題・平和環境問題・教育問題等)をしています。

第一回目の勉強会は、北星学園高校の松田平太郎校長先生の「歴史の岐路に立つ子育て」の講演会でした。その後、教育・平和・憲法・核兵器・原子力発電(泊原発運転反対運動)・幌延高レベル放射性廃棄物処分場問題・青森県六ヶ所村核燃料サイクル基地問題等の講演・検討会などを企画してきました。

私達は、1979年3月のスリーマイル島の原発事故、1986年4月チェルノブイリ原発事故を知りました。二つの事故、特にチェルノブイリでは、原発の恐ろしさを「やっぱりな」と世界中、日本中の人々が思ったことでしょうが「日本の原子力発電は安全です。」 「日本の原子力発電所は常に安全対策を講じています。」というPRが巷に流れ、そしてこの二つの事故は、やがて私達の頭の中から消えようとしていました。

2011年3月11東京電力福島第一原子力発電所で私達が想像したような事故がおこったのです。
この事故が、終息していないにも拘らず玄海原発運転再開という倫理観に劣ることを許してもいいのでしょうか?

今後とも私達は、“原発”に向けて発信していくとともに、そこから見えてくるものや、私達のこどもたちのために発信していこうと思います。

P・C・Fは再稼働しました。


最近の活動

2011年5月26日   
岩内原発問題研究会代表 斎藤武一さん講演会  共同開催

2011年6月10日   
衆議院議員 逢坂誠二議員と函館事務所で懇談
「福島原発事故に関する学校の屋外活動を制限する放射線量の基準値の見直し」
「福島原発事故に関する十分な情報公開の公開」
「泊原発についての北海道の防災計画の見直し」
等の、要請書を、共同提出。 大間原発反対デモに参加。

2011年6月15日 
倶知安町議会議長へ
「北海道地域防災計画(原子力防災編)の早期見直しと、北海道電力発電所の段階的運転中止・計画的廃炉・第三号機プルサーマル発電計画の撤回を求める意見書」陳情書提出。

2011年6月20日   
田中優さん講演会 「原発に頼らない社会へ」  共同開催

 
 

Notre pensée

私達の気持



特定の一小作人の所有物としてではなく、彼らによる共有を前提とした
武郎の解放宣言の文案は
当時の政府の強い圧力にあい碑にこれを刻む事が許されませんでした。
しかし彼の見識は今日の地球の大きな課題であり
その先見性を忘れずに私達も未来につなげてゆこうと思います。



PCFに参加したい方はどうぞお問い合わせください。