福島思い自転車こぎ、電気起こす パリで支援イベント
2011年9月18日 09時02分
17日、パリの美術館グランパレで行われたイベント「ディナモ福島」に参加した市民(共同) |
【パリ共同】原発がなくても人力で電気は起こせる―。パリ中心部の美術館グランパレで17日、市民が参加して発電機を付けた自転車をこぎ、電気を起こすイベント「ディナモ福島」が行われた。原発事故に見舞われた福島の人々への支援が目的。
「ディナモ」は発電機の意味。市民らはグランパレの巨大なガラス屋根の下に設置された計240台の自転車を代わる代わるこぎ、風船で宙に浮かべられた電灯に明かりを付けた。
イベントは第28回欧州文化遺産の日の一環。企画したフランス人アーティストのヤン・トマさんは「エネルギーの生産と消費の新たな関わり方を体験してもらいたい」と述べた。
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