2011年10月5日水曜日

政府交渉

10月7日(金) 原発の運転再開を止めよう!政府交渉の案内です。

北海道、青森、宮城、佐賀など立地県から参加されます。

九州電力の玄海4号は、昨日4日復水器の事故で自動停止しました。これで停止中の原発は44基。運転中はあと10基となりました。

また、運転再開の第一号と見られていた関西電力のストレステスト結果の提出も少し遅れるもようです。関電は緊急安全対策の報告書の修正版を9月21日に保安院に提出していました。しかし4日に保安院は、関電がデータの元資料の確認を行ってないこと等を指摘し、調査のやり直しを指示しました。これによって、大飯3号のストレステスト結果の提出はしばらく延期されることになります。

★この間に、福島原発では地震によって配管が破損した可能性について国の見解を明らかにさせ、ストレステストでは運転再開ができない状況をつくっていきましょう。

★さらに、ストレステストの結果など恥ずかしくて提出できないような状況をつくっていきましょう。

ストレステストや「緊急安全対策」は福島原発事故の実態を踏まえていません。
津波の前に地震動で配管が破損した可能性を調査すべきです。

◇定期検査で停止中の原発の運転再開はやめてください
◇「やらせ」問題の調査対象を全ての電力会社に拡大し、調査結果の詳細を公開し、責任を明らかにすべきです

●10月7日 原発の運転再開を止めよう!政府交渉に参加を
10月7日(金) 参議院議員会館 B107号室(地下1階)
12:30~ 参議院議員会館ロビー 通行証配布
13:00~14:00 事前打ち合わせ
14:00~16:00 政府交渉
16:10~16:30 記者会見
16:30~16:55 女達の座り込みの記者会見
17:00~17:50 交渉を踏まえて、今後についての相談、各地の状況など交流


主催:質問・要請書提出の22団体(*末尾参照)
資料代:500円
遠方からの参加者のためにカンパ歓迎です

※交渉には、原子力安全・保安院、原子力安全委員会、原子力災害対策本部、事故調査・検証委員会の出席を求めています。

●参加される方は、下記から申し込んでください
(お名前、都道府県名を記入してくたさい)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/4a9071f9159894

9月28日に全国の立地県を含む22団体は共同で質問・要請書を政府に出しました。


質問・要請書はこちら
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/gov_req20110928.htm

福島原発事故の実態と何の関係もないストレステストと、首相や経産大臣による政治判断で運転再開を許すことはできません。また「緊急安全対策」は消防車の配置など小手先の津波対策だけです。

しかし、福島原発事故では、地震によって配管が破損した可能性が高まっています。地震からわずか3時間後の17時50分に、原子炉建屋内に放射能が充満しました。配管などの破損はないと決めてかかっている東電や保安院の事故シナリオでは、この早期の放射能漏れを説明することはできません。保安院のシナリオでは、この時間には圧力容器も格納容器も健全に保たれていることになっています。
この時間にIC(非常用復水器)の作業員を撤収させていることから、この系統の配管が破損した可能性があります。

津波の前に地震で配管が破損した可能性について、国の見解をただしていきましょう。


保安院の「やらせ」について、詳しい調査結果を公表させ、責任を明らかにさせましょう。調査範囲の拡大を求めましょう。

運転再開を止めるため、政府交渉にご参加ください。

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