2011年8月3日水曜日

泊3号機訴訟

定期検査で調整運転中の泊3号機について、営業運転への移行に必要な検査終了証を北電に交付しないように国に求める訴訟が始まりました。
泊原発は、長期の全電源喪失を想定していない国の安全設計審査指針に基づき建設されましたが、全電源喪失が主原因の福島原発事故が起きたことで、泊原発の設計上の欠陥が明らかになりました。
北電のまとめた緊急安全対策は不十分であり、ストレステストを参考にした安全評価を営業運転再開の条件とすべきです。
3号機は異例の調整運転を続けてきました。正しい対策がとられぬまま再開すれば他の原発も動いてしまいます。しっかりとした判断を求めます。





「泊原発3号本運転再開差し止め訴訟」へご協力を!
福島事故の収束も検証もされぬまま、泊原発3号が再稼働されようとしています。これは黙認することはできません。玄海原発は、福島以後最初に稼働する原発になるかもしれないということで、佐賀の市民団体の方たち
が頑張って、再稼働を止めました。その後、大飯1号(福井県)がトラブルで止まり、泊3号が「福島」以来最初
に再稼働する原発になるのを何とか止めようと、今全国で活動がされています。「泊3号再開」問題は、もはや北
海道だけの問題ではなく、全国の脱原発への分かれ目となる大問題となっています。
そこで、急遽8月1日「泊3号の再開差し止めを求める」訴訟・仮処分を申立てました。
訴訟の目的は、「海江田大臣は、泊原発3号機の営業運転再開を認めるハンコを押すな」ということ
です。先日発表された、「泊原発の廃炉をめざす訴訟」と連携するものです。
道内に住む38人の市民が原告となり、弁護団と力を合わせてがんばっていきます。皆さんの大きなご支援をよろしくお願いします。
(仮処分の申立についての審尋は、今月中にも始まる見通しです(訴訟の第1回弁論は秋ぐらい)。
みなさんへ  活動資金への募金にご協力下さい
裁判費用その他で、150万円ほどかかる予定です。裁判に勝ち抜くためにも、ぜひ募金にご協力を

郵便振替02750-1-84997 「泊3号再開差し止め訴訟の会」
原告代表:斉藤武一・泉かおり連絡先:泉(090-2695-1937) 橘(090-2072-3913)
道民パワーで泊原発3号機を止めよう!
★★★★
お知らせ: 
8月13日 土 村田三郎さん講演会  かでる2.7 13:30-15:30  主催:福島の子どもたちを守る会・北海道 (チラシ添付)
8月28日 日 「泊3号機を止めよう!」 札幌デモ 13:00 大通公園集合 13:30 デモ開始
連絡先: 泉(090-2695-1937) 橘(090-2072-3913)
★ 広瀬隆さん北海道連続講演会
10月16日、函館「福島から広がる放射能の恐怖──瓦解した東京電力が狙う大間原発をつぶせ!」
10月17日、室蘭、「福島から広がる放射能の恐怖──泊原発は即刻廃炉にせよ!」
10月18日、岩内、「福島から広がる放射能の恐怖──泊原発は即刻廃炉にせよ!」
(連絡先:泉 09026951937)

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