2011年7月11日月曜日

原発問題 陳情書

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泊原発にたいして倶知安町議会へ陳情、総務常任委員会で意見陳述に参加して
6月15日倶知安町定例議会最終日に町民を代表してPCF代表の藤井さん・武田さん、脱原発ネットワーク倶知安の井山・小幡さんで原子力防災計画の見直しと泊原発の停止廃炉、プルサーマル計画の撤回を知事に求める意見書を町議会として行なって欲しい旨の陳情書を提出し議会に付託されたところでしたが、本日、6月24日に総務常任委員会で意見を述べるよう要請され意見を述べてきました。
9時30分から役場3階の第一委員会室で4名それぞれ意見を述べました。常務委員の議員は5名それに議会事務局長、それに一般の傍聴者も10名以上も参加してくださり、関心の高さが伺われ、心強くにぎやかな参考意見発表の場となりました。
最初の自己紹介の後、それぞれが順番に陳情にいたる意見を述べました。藤井さんは原発全般の問題点やプルサーマルの危険性を武田さんは電源開発にあたる制度や税法上の問題点、私は食品にたいする国の放射性物質の基準が高すぎること、小幡さんは子を持つ親としてチェルノブイリ事故での子供たちの被害と福島で起こっていることの関連をそれぞれ話しました。
その後、各委員から陳情に対する質問が出され、主に藤井さんが応答する形で進められました。会場は終始和やかな雰囲気の中で進められ、ほとんどの委員の方は陳情内容を前向きに捉えられている印象でした。各委員からは、多少の文言の指摘や修正を受け、また今回の福島原発事故への踏み込んだ感想や意見がだされ、拍手の中で無事閉会しました。
今後、文言の訂正はあるものの、今回の陳情に対しては、深刻な原発災害に対しては我々4名と各委員の間で隔った意見の相違もなく、共通する認識がもてたものと思われます。後は9月の定例議会で無事採択されるのを祈るのみです。     (井山)
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9月議会において採択されると知事へ”町民の民意”として提出されることになります。
各市町村でこのような陳情書の提出計画が進行されていますのでご調査のうえお力添えください。




この運動については、各新聞でも紹介されていますが、一部北海道ー毎日jpに掲載された記事を紹介します。

http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110624ddlk01040234000c.html


泊原発:周辺4町、国と道に停止求め意見書 プルサーマル中止も /北海道

 東日本大震災による東京電力福島第1原発事故を受け、北海道電力泊原発(泊村)を抱える後志地方の4町議会で、国や道に対し、原発の段階的運転停止や泊原発3号機のプルサーマル計画の撤回などを求める意見書が相次いで可決された。
 余市町▽黒松内町▽仁木町▽古平町の4町議会で、意見書は各町議会で異なるが、原発からの撤退や自然エネルギーへの転換を国へ求める内容だ。倶知安町とニセコ町でも同様の意見書が提出されており、常任委員会で審議を継続、9月の定例議会で結論が出る見込み。
 余市町議会は23日、安全協定や地域防災計画の見直し▽プルサーマル発電に使用するMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料の製造申請の撤回か凍結▽将来的な廃炉に向けた段階的運転停止▽道内の放射能調査の継続▽国に対し原発推進のエネルギー政策の転換を要望--の5項目の意見書を道へ送付した。国への意見書も同封した。
 意見書を可決した4町は泊原発からは半径10~40キロの距離にあり電力会社と安全協定などが締結されるEPZ(防災対策の重点地域)の範囲外。

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