2011年7月20日水曜日

泊村ポスティング活動

17日、後志住民ネットワークの世話人ら5人が、原発の危険性を訴えるビラを泊村で配布した。放射能の汚染の心配のある食品を食べさせたくないという内容で、村民に「泊で違う産業や町おこしを始めませんか」と呼びかけている。

以下は、安藤さんのレポート

泊村は、さぞや華やかな村だろう、なんて想像していましたがとてもさびしい村でした。
立派な公共施設があるのは確かでしたが、集落では街灯がちょっと立派なくらい?でした。
内橋克人著の「日本の原発どこでまちがえたのか」の引用ですが
「これは筆者の個人的感想に過ぎないとしても、それにしても、ひとたび原発が立地した地域社会には特有の「暗さ」が感じられたことだ。
そうした地域では原発が立地するまでは活発であった賛否の声は消え、地方議会においても反対派はほぼ淘汰の憂き目に遭っていた。地域の住民たちは雇用の場を得たことの代償に、あるいは迷惑施設料(電源三法交付金)など「原発マネーフロー」の僅かな余恵と引き換えに、原発につては「黙して語らない」を信条としているかのようであった。
突出したCATV(地域ケーブルテレビ)の地域内普及率、不似合いなほど行き届いた市街地整備、壮大な建物・・・。住民は不安を抱えながらも滅多なことでその不安を口にすることはなかった。筆者には強い違和感が残ったままである。」まさに、そんな感じの村でした。
口を閉ざしている村民の方たちに、こちら側から直接訴えるということが、これまた、どう伝わるかわかりませんがやってみました。

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