2011年7月24日日曜日

大気中の放射能測定値公開 署名のお願い

世界には非常に高精度の放射線検知器を備えた放射能観測施設が60ヵ所以上あり、大気中の放射能を日々計測しています。これらの観測施設の使命は、包括的核実験禁止条約(CTBT)に違反して核実験が行われた可能性を示すような、非常に微量な放射性物質を感知・分析することです。 この分析結果を使えば、福島第一原子力発電所からの放射性物質放出による大気汚染について、2011年3 月12日以降の日々の進行状況が確認できるはずです。しかし、現在このデータは各国政府が独占しているために、状況確認は不可能です。分析結果のデータは国が選んだ公的機関だけに送付され、一切公表しないように指示されています。国際監視観測網は公的資金、つまり税金で運営されているのだから、私たち市民はこれらの情報を知る権利があります。政府が巧妙に選んだ数値だけでなく、全データが開示されるべきです。
包括的核実験禁止条約(CTBT)の監視観測施設網による大気中放射能の分析結果が全面的かつ直ちに公表されることを強く要求します。全関係国の市民の税金で観測が実施されているのですから、観測データは市民に公開され、市民を守るために役立たせなければなりません。

氏名住所国署名
署名活動の呼びかけ団体CRIIRAD(放射能に関する独立調査情報委員会)
署名活動期間2011年3月26日から情報開示の獲得まで
署名の送付先 CRIIRAD (郵送、ファックス、メールのいずれでも可能です)
郵送宛先 471 avenue Victor Hugo, 26000 Valence, FRANCE
FAX (+33) 4 75 81 26 48
E-mail communication@criirad.org(スキャン画像を添付のうえ送信)
http://www.criirad.org/actualites/dossier2011/japon_bis/petitions_langues/Petition_japonais_relu.pdf


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

CRIIADはフランスで環境保護団体として国に公認されている非営利団体(NGP・NPO)です。フランス厚生省から技術資格証明書を認定されています。
チェルノブイリ事故の際、フランスでも放射能雲は、フランスには到達しないと発表されたため、ほとんどの人が何も知らずに汚染食品を消費してしまいました。このような背景から、チェルノブイリ事故が、環境と人間に及ぼす影響についての、思慮の浅さを顧み設立されました。
原子力企業、国家、いずれの政党にも属さない独立団体であることが、特徴です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


7月7日のレポート
http://www.criirad.org/actualites/dossier2011/japon_bis/en_japonais/CP_O7O711_japon.pdf
コンファレンス


活動目的

●放射能汚染と原子力に関連する危険性について調査し、人々へ情報を提供する
●既存の検査および放射線防護の規制が維持され、適用されているかを監視し、改善を促す
●私たちの健康や環境を守るために、必要と考えられるあらゆる策を講じさせる

CRIIRAD : 471 av. Victor Hugo, Valence, FRANCE
 tel: +33 (0)4 75 41 82 50 / fax: +33 (0)4 75 81 26 48
E-mail : contact@criirad.org / Web : http://www.criirad.org/

0 件のコメント:

コメントを投稿